建築技術科


学科紹介動画
学科の特色
「建物はどのように出来るのか?」を基本に,そのために必要な知識と技術を習得します。
また,探求活動を通して新しい建築物を創造します。
どんなことを学ぶの?
建築に求められる

「強」:丈夫で,長い年月に耐える建物
「用」:使いやすく,誰もが住みたくなる
「美」:人々を感動させる美しい建物
    をつくるための専門知識を学び,
    通して実践的な学習をします。

建築技術科の特色教科
 主に以下のような内容の学習をします。
これらを学ぶことで,卒業時には2級建築士の受験資格がもらえます。


建築構造(1年)                         
①建築物の各部の名称・構成・機能について
②建築物に用いる材料の種類・特徴・性能について         
③材料を組み合わせて,1つの建築物を造るしくみや方法について   


建築計画(2年)
①建築物に関する環境(室内,室外)について    
②住宅・事務所・学校などの計画について
 
建築構造設計(2年)
①建築物に働く基本的な力(例:地震)や
それらが働いたときの,建築物に生じる力について   


建築施工(3年)
①建築工事がどのように行われているかについて
②建築物の品質や工事の安全について


建築法規(3年)
①建築物の設計・工事に関するルールや基準について    


建築設計製図(2,3年)
①製図道具の使い方や製図規約(約束ごと)について
②立体的なものを,平面の図面に表すための図法について


課題研究発表会2023

                              令和6年1月20日(土)に建築技術科

課題研究発表会を行いました (詳しくはこちら)

建築設計競技入選しました!

昨年度に引き続き入選しました!!

第37回日本工業大学建築設計競技

課題:10人家族の家

( 詳しくはこちら )

情熱・先端Mission-Eスペースアーキテクチャープロジェクト導入イベントに参加しました。

 

7月16日(日)に行われた「Mission-Eスペースアーキテクチャープロジェクト」導入イベントに、建築技術科2年生の有志で参加しました。

 

  「詳しくはこちら」

「建築資格ガイダンス」を実施しました

6月27日(火)に日建学院の方をお迎えし、2年生を対象とした「建築資格ガイダンス」を行いました。

施工管理技士や建築士などの資格について具体的に知ることができました。資格を取ることの大切さを知り、進路選択など今後に役立つお話でした。

 

科学国際セミナーに2,3年生も参加しました

このセミナーは、サイエンス高校1年次(生)の授業ですが、講師に世界的に活躍されている本県出身の建築家、妹島和世様をお迎えするということで、本校の2、3年生も参加してきました。

特に建築を志す本科の生徒にとっては、貴重なお話を伺えるまたとない機会になりました。生徒は目を輝かせ、メモを取りながら話に耳を傾け、とても有意義な時間を過ごしました。

 

◇生徒の声

・ 授業では聞くことのできない妹島さんの考えや感じたことを聞くことができ、今後の勉強に役立てていきたいと思った。

・ 犬島での話で「元からあった家を取り壊さず、アートとして残す」といった人が住まなくなった家をも新しい価値としてとらえていく考えにすごい衝撃が走りました。

・ 授業で建築を勉強しているが、講演内容が授業とつながる部分もあった。

・ 偶然の発見や使い方を、住む人、使う人によって生み出せる建築って面白いなと思いました。

・ すごい人でもアイディアを形にするためにたくさんの模型をつくり、苦労しているのを知って私ももっと頑張ろうと思いました。

         

 

       

 

 

 

令和4年度入賞

◇令和4年度

◆第36回 日本工業大学建築設計競技会:2等賞

◆第 9回 茨城学生建築展:茨城新聞社賞

 松崎愛琉さん(竹園東中出身)・生田羽月さん(手代木中出身)

出前講座「建築模型製作」を実施しました。

2月22日(水)中央工学校の先生方3名を講師にお迎えし、1年生を対象に模型製作の出前授業を行いました。

丁寧なご指導の下、生徒たちは安藤忠雄氏設計の「光の教会」の模型を作り上げ、建物の特徴や模型作りの

ポイントを学びました。 建築を学ぶ上で、模型づくりの大切さを知る時間となりました。

 

◇生徒達の主な声

◆模型を作ることで、図面では見えないものが見えてきて楽しかったです。

◆建築を学んでいるという実感がしました。

◆スチレンボードを扱うのが初めてだったので、慣れるまで苦労しました。など

 

課題研究発表会2022

令和5年1月21日(土)3年生が高校生活の学びの集大成である、課題研究発表会を行いました。

今年は1年生から3年生を一会場に集め、多くの質疑が飛び交う活発な発表会となりました。

保護者の方々にもたくさんご来場いただき、研究の成果と生徒たちの成長した姿を見ていただきました。

【主な研究テーマ】

・「教室の色彩リノベーションの研究」

・「モルタル強度の研究」

・「室内空間の研究」

・「紙の建築についての研究」など

「隈 研吾 氏」の講演を聴きました。

 12月1日(木)第46回全国育樹祭が常陸太田市民交流センターにて行われ、東京オリンピック・パラリンピックメインスタジアムとなった国立競技場を設計した隈 研吾 氏が「新しい時代」といテーマで基調講演をなされまた。本校から建築技術科の1、2年生が参加をし、隈氏の貴重なお話を伺ってきました。

 隈 氏の講演はこれまでに設計された建物をスライドで紹介しながら、木を使用する意味やこれからの建築を分かりやすく説明してくださいました。 建築家としての建物へのこだわりを知ることができる大変貴重な時間でした。

 ◇ 生徒感想 

   ◆ 隈さんの建物などに込めた気持ちや意味などを知ることができて大変良かったです。

   ◆ 地球の環境や木造建築についてたくさんのことを知ることができて勉強になりました。

   ◆ 現代的な木造建築は、自分にとって目新しく興味を惹かれました。隈さんからの解説

             を聞き、木造建築の奥深さや楽しさも感じることができ、とても有意義な時間でした。

   ◆ 隈さんの考える建築の未来が、よく目にするSFのようなものではなく、過去にタイムス

     リップしたような自然を取り入れる建築だったことが衝撃的でした。

 

 

 

「第36回日本工業大学建築設計競技会 2等賞獲得」

全国から169点の応募作品があった中、建築技術科3年 松崎愛琉さん、生田羽月さんの

作品『家族の隠れ家 ~リゾート地の新しい住まい~』が見事「2等賞」を獲得しました。

今年のテーマは『その土地に開いて/閉じるワンルーム』

若い夫婦と幼い子供の3人家族が共有する大きなワンルーム空間の家を設計する。

また、環境や家族同士の生活・心を「開いて、閉じる」ことができる家にする。というものでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【授賞式の様子】

10月30日(日)日本工業大学LCセンターで授賞式が行われました。

 ◇ 審査員の先生方からの作品講評

・1等と遜色なく、文句のつけようのない、非常によく考えられている作品である。

・階層ごとに空間構成を変えているなど、完成度の高いおもしろい作品である。

・「開いて、閉じる」の課題を空間構成でうまく解いた、非常によくできた作品である。

 ◇ 生徒の声

 審査委員の先生方のお褒めの言葉に、嬉しいと思うとともに、このような高い評価をいただき

とても驚いています。 また、入賞作品のすばらしさと、同じ高校生が頑張っている姿にとても

刺激を受けました。思い出に残る一日となりました。

「現場見学会」を実施しました。

  10月18日(火)茨城県建設業協会主催の現場見学会に、2年生39名が参加してきました。

学校での学びが、実際の現場ではどのように行われているのかを知るとても貴重な時間となりました。

生徒達は積極的に質問をして、たくさんの知識を得て帰ってきました。

【見学場所】 ・日立市萬春園(日立市)・西部いきいき交流センター(水戸市)

 
 
◇ 生徒感想 

◆ 授業で習っているものを、実際に自分の目で見てみると、
見え方が全然違うので驚きました。

◆ 正確に物事を進めるためには、しっかりとした準備が必要であることを、
改めて感じました。

◆ 2級施工管理技士検定合格に向け勉強をしているので、実際のものが見
られて、とても勉強になりました。
「建築資格ガイダンス」を実施しました

 6月21日(火)講師に日建学院 石川明幸様をお迎えし、3年生を対象に「建築資格ガイダンス」を行いました。

生徒たちは、建設業界の資格の多さに驚くとともに、資格を取ることで仕事の幅が広がることを、具体的に知る

ことができました。 資格取得に意欲を掻き立てられる、とても有意義な時間となりました。

 

◇生徒達の主な声

◆「2級建築士」「1級建築士」取得へのチャレンジ意欲が湧いてきました。

◆「2級建築士」を取った先輩が、凄いと思いました。

◆資格の必要性を改めて知りました。など

 

「ジュニアマイスター顕彰制度 特別表彰」を受賞
ジュニアマイスター顕彰制度 特別表彰」(全国工業高等学校長協会主催)を受賞

中川涼輝君が3年間の資格取得への頑張りが認められ、特別表彰を受賞しました。
特別表彰は「ゴールド」取得者の中でも、難易度の高い(SランクまたはAランク)資格を1つ以上取得かつ、合計点数が60点以上(上位8つの資格)の生徒が対象となるものです。例年全国でも100名ほどの生徒しか受賞できないとても栄誉ある賞です。


中川君が3年間で取得した主な資格は以下のとおりです。
・2級 建築施工管理技術検定(学科)   ・建築CAD検定2級
・三級建築大工技能士           ・第二種電気工事士
・危険物取扱者乙種4類          ・トレース技能検定   など


設計競技会表彰作品

◇令和3年度
◆第8回 茨城学生建築展:奨励賞
 大久保 優一さん(豊里中出身)

設計競技会表彰作品
◇令和2年度
◆第7回 茨城学生建築展:奨励賞
 飯島 舞さん・深山さくらさん(高崎中出身)
 
 
◇令和元年度
◆第6回 茨城学生建築展:奨励賞
 三井 航誠さん(守谷愛宕中出身)
 
◇平成30年度
◆日本大学主催『大きな家』:奨励賞
 金子 友里加さん(谷和原中出身)
 
 
◆星槎道都大学主催『犬の訓練士の家』:奨励賞 
 田口 芽衣さん(取手第一中出身)                  
  
◆第5回 茨城学生建築展:茨城新聞社賞
 松田 純麗さん(谷田部東中出身)
 
◇平成29年度
◆第4回 茨城学生建築展:茨城新聞社賞
 柴崎 日陽凛さん(大穂中出身)
 
◇平成28年度
◆第3回 茨城学生建築展:奨励賞
 大江 郁未さん(谷田部中出身)
 
◇平成27年度
◆第2回 茨城学生建築展:茨城新聞社賞
 宮城 マテウスさん(水海道中出身)
 
◇平成26年度
◆第1回 茨城学生建築展:茨城新聞社賞
 若林 瞳さん(大穂中出身)